FmFm(ふむふむ)の独り言

自分のことを気楽につぶやくブログです。

人の好き嫌い

 誰にだって「この人といると楽しい」とか、「この人とは付き合いにくい」なんていう人がいると思う。要は、人には人に対する好き嫌いが誰しもあるということ。申し訳ないけど、私にもある。だが、そんな好き嫌いを克服して人は生きていかなければならない時が山ほどある。教員は特にそうだと思う。苦手な児童、生徒が仮にいたとして、そのような人たちとどのように接していくか。教員に限らず、多くの人との関わりの中で成り立つ職業は特に大事なことだ。

 私が心掛けていることは2つ。1つは、たとえ苦手な人と長く接したりする運命になっても、その人の長所や魅力を探し出し、認め、尊重すること。自分にはない良さを見つけることも大切なことかもしれない。他人の魅力を見つけ出すことで、その人を少しでも好きになるきっかけを作る。後は、相手との共通点を探すことでより好きになることができるかもしれない。

 2つ目は、たとえ嫌いであっても、「嫌い」だと言葉に出さないこと。これは割と大事なことで、人間は不思議なことに「嫌い」と口に出すだけで本当に嫌いになってしまうものなのだ。分かりやすい例で言えば、幼い頃に嫌いな食べ物があって、「嫌い」だと言って、それを長い間ずっと口にしないとか、そういうことだ。人も同じ。苦手な人がいて、あの人の○○なところが「嫌い」だとか、△△な性格が「嫌い」と言葉にしてしまうと、本当に嫌いになってしまう。そして、その「嫌い」を克服するのに多くの時間がかかってしまう。だから、たとえ嫌いなものがあったとしても、それをできるだけ口にするのはあまり良いことではない。嫌いな食べ物、教科、スポーツ…。身の回りに割とあふれているかもしれないが、ストレスにならない程度に、克服できると良いかもしれない。「苦手」「嫌い」なものがない人なんていないのだから。