FmFm(ふむふむ)の独り言

自分のことを気楽につぶやくブログです。

男か女か

 私の性別は男だ。それはどう覆そうとしても変わらない事実だが、時々女の子のような素振りや行動をとることがある。思えば幼い頃はあまり外で遊ぶことを好まず、家の中でお絵描きなどをしていることが多かった気がする。学校の休み時間も、体育館で友達と体を動かすというよりは、教室で友達と話をしたり、自由帳に絵を描いたり…なんてことがよくあった。友達の中でも、男の子はいたけれど、女の子と話をしていた方が安心感があるというか、高学年になってもそこまで壁を作ることがなかったというか、そうだった気がする。男の子なのに男の子らしいことができなかったり、ということもたまにある。運動神経が悪いからかもしれないが、あまりスポーツを好まなかったり、雰囲気についていけなかったり…。なんてこともあったかな。というか、今もあるかも。

 もし生まれ変わって、男か女かどちらとして生きたいかと言われたら、私は女と答えるだろう。卑猥に聞こえるし、変な話かもしれないが、違った視点から生きてみたいという思いもある。リラックマが好きだとか、ミスドによく行くとか、なんだか趣味や好みが女らしいところは、良いのか悪いのか分からないが、人はみな異なる存在であり、考え方に多様性があるとはこういうことなのだろう。

 多様性を認め、尊重することは教育現場では特に大事なことかもしれない。その姿勢は教員だけが示すのではなく、障害のある児童だったり、様々な物事に対して得意・不得意、苦手意識を感じる児童がいることを児童同士で知り、思いやる姿勢を持つことが最も大切なのだと思う。インクルーシブ教育や「居場所づくり」とはそういうことなのだと思う。私と話をしたことのある人は「女の子みたいだ…」なんて思ったこともあったりするのだろうか。気になる。