FmFm(ふむふむ)の独り言

自分のことを気楽につぶやくブログです。

後悔はしていない:浪人時代編①

 高校時代に深い反省と後悔を抱いた私は、気持ちを改め、予備校へ通うこととなる。この1年で自分は変わらなければという強い思い。当然だが、予備校は勉強しかしない。ひたすら勉強。だいたい授業は夕方の3時くらいに終わるので、残りの時間は空き教室や自習室で勉強する。高校のように学校行事や部活動なんてものはもちろんないので、暇さえあれば勉強するしかないのだ。あるとするなら、避難訓練ぐらい。でも、この生活は辛いという印象より、むしろ勉強を楽しもうとする純粋な心を取り戻すことができた期間であったような気がする。

 ただ、模試があり結果が出るたびに生まれるプレッシャーは大きかった。加えて私はその模試で飛躍的な点数の伸びを見せることができなかった。自分の課題は分かっているのに、努力し続けているのに、結果が出ない。これほど辛いことはない。でも自分を信じてひたすら勉強し続けるしかなかった。勉強が楽しいという気持ち、でも結果が出ず悔しいという気持ち。2つの気持ちが交差する中、緊張した状態で2度目のセンター試験を迎える。当然現役時代よりも伸びてはいるのだけど、大して大きな伸びではなかった。今だから言えるが、結果は6割5分くらい。志望大学を大幅に下げることになった。そこで新たに目指したのが地元の大学だ。悔しい思いと、新たな学び舎で頑張らなければという思い。

 でも、この浪人経験に後悔はない。むしろ自分の人生に必要な経験だったと思う。明らかに高校時代の勉強量や知識量が少ない自分を改める、良い機会だったと思っている。だが、本当は浪人などしない方が良く、高校時代にやるべきことをしっかりやって、自分の進路に進むことが正しい道なのだ。浪人した私だからこそ気付いた正しい生き方であり、全国の高校生にその大切さを伝えたい。