FmFm(ふむふむ)の独り言

自分のことを気楽につぶやくブログです。

やっぱりたどり着くのは水泳

 小学2年の頃から水泳を始めた。習い事を何か1つはやっておいた方が良いと親と話し合い、近所の友達がやっている水泳にしようと決めた。小学校を卒業するまでは週1回、土曜日に近くのスイミングクラブに通っていたが、中学校でも運動系の部活動に入るべきだとやはり親と話し合い、水泳部に。ただ、通うクラブが変わり、部活である以上、練習メニューも大幅にきつくなって、今までがまるでお遊びのような練習だったことに驚かずにはいられなかった。部活に行くのが嫌な日もあったし、当然タイムが伸び悩んだ時期もあった。特に中2の夏。専門である平泳ぎが一向に伸びない。苦しかったが、それでもやはり、タイムが伸びたとかサイクル内に回れるようになってきたという日々の進歩が嬉しかったのだろう。水泳が楽しかった。中学3年の最後の県大会の涙は今でも忘れない。これで引退、という最後の種目、100m平泳ぎを長水路のベストタイムで泳ぎ終わり、これまでの水泳人生に悔いがないこと、でもやっぱり水泳から離れることの悲しさに、テントの中で1人涙を流した。

 高校でも水泳を続けていれば良かったと何度も後悔する。勉強とうまく両立できるか不安に陥り、水泳から逃げた。これが人生における失敗の1つだと改めて思う。だからこそ、浪人時代、また大学で水泳に没頭しようと誓った。そして今、スイマーに戻ることができた自分がいる。さすがに泳ぐ頻度は減ってしまったが、大学1年の時、50m自由形で生涯ベストタイムをたたき出したのは、本当に良い思い出である。まだ可能性があるのだ、というか、もっと水泳を楽しめる環境にいて、その能力があるのだと気づかされた。唯一得意なスポーツである水泳を愛する思いは失いたくないと感じている。